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(44)建築説明会開催が決まりました 
 
 大阪地方裁判所の斡旋により、審尋の場において『積水ハウスによる建築説明会の開催』が決まりました。 
 
① 2月26日に積水ハウスから起こされた「横断幕等撤去仮処分命令申立」と、私たちから起こした「工事差し止めの仮処分命令申立」について、大阪地方裁判所において、引き続き審尋が行われています。 
 
② 6月18日までに計6回の審尋が開かれました。この間、工事はどんどん進んでいます。私たちは終始、工事の差し止めを求め続けています。担当していただいています裁判官はとても丁寧にこの件について対応していただいていると感じています。 
 
③ この数回の審尋において、裁判官から何度か双方の代理人に建築説明会の開催の斡旋がありました。6月18日の第6回目の審尋の場において、ようやく説明会の開催合意がなされ、下記のように日時、場所が決定しました。説明会の詳細については 7月9日の第7回の審尋の場で詰めることになっています。 
 
③ 北畠駅前の高層マンションについては3000筆を超える多くの反対署名から明らかなように、直近の住民や『北畠を愛する会』だけでなく、地域住民全体の問題です。それにもかかわらず、他のマンション建設では行われているような近隣住民を対象とした説明会はなされてきておりません。これだけ多くの地域の方々が反対する建築に対して、反対の声を上げること、そして地域住民を対象とした説明会を開かせることは、直近の住民である私たちの義務であると考えて、これまで取り組んできました。 
 
かなりの時間と労力を要しましたが、この度、大阪地方裁判所からも斡旋をいただき、ようやく私たちも含めて近隣の多くの方々が施主 辻裕子氏、積水ハウスに直接対峙し、、説明を受けるとともに質問をする機会を作ることができたことは、それなりに意義深いことと考えています。 
 
④ 住民の皆さんのご意見は既に積水ハウスと施主 辻裕子氏にお知らせしていますが、裁判所の斡旋で、再度、住民の皆さんのご意見を相手に通知しています。せっかくの機会ですので、是非ともできるだけ多くの皆さんにご出席をいただき、直接、ご質問やご意見を述べていただきたいと思っています。 
 
施主 辻裕子氏や積水ハウスは「北畠を愛する会」だけが反対しているかのような対応を示していますが、近隣の多くの住民が反対していることを説明会の場で示していただければと考えています。 
 
⑤ 10階という高層マンション建設そのものに反対をしていますが、それ以外に、工事の安全性(隣家の塀・門柱の破損の問題への対応)、プライバシー問題、電波障害、落下物の安全性、ビル風害、駐車・駐輪場の騒音、排気ガス、風紀、違法駐車対策、マンションの管理方法、等々質さなければならない(即ち、説明を受けていない)問題は数多くあります。皆さんも質してください。 
 
⑥ 7月9日に7回目の審尋が大阪地裁であります。この場で説明会の詳細が決まると思います。裁判官の斡旋ですので、まさか審尋の場で前回のようなドタキャンはないと思いますが、これまでのことから、まだまだ油断はできないと考えています。

 

 

 
建築説明会開催
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