

第二回住民意見交換会
1月26日 北畠会館 1階多目的ホールにて行われました。当日は前回の2.5倍近い180名の方々の参加があり、会場はほぼ満員となりました。地域の住民の方々の関心の高さがうかがわれました。200人収容の場所の確保をしていてよかったです。また、当日は近隣の建築家の方々にもご参加いただき、市議会議員、府議会議員の方々、衆議院議員秘書の方もご参加いただきました。私たち「北畠を愛する会」の弁護団からは岩城、林、向山の3人弁護士と木津田建築士が参加しました。
1月12日の説明会が日延べされて26日になりました。しかし日時を指定しておきながら、前々日に突然、施主 辻裕子氏代理人から両者とも参加をしない旨、通告がありました。説明会が流れるのはこれで2回目になりますが、すでに住民の皆さんにご案内していることから中止にすることは出来ず、またもや意見交換会になってしまいました。
説明会が住民意見交換会になったことについての事情説明とお詫びから始まりました。説明会が意見交換会に変更になったことにより帰られた参加者はなく、意見交換は2時間以上にわたりましたが、中途退出者もほとんどいませんでした。
高層マンション建設関して様々な反対意見が出て、前回上に議論は盛り上がりました。しかし過激な表現などはなく、なんとか話し合いで解決できないかと言った意見も多く見られました。
参加された新聞社の方や遠方から来られた方から、議論は熱心に行われているにもかかわらず、口汚く罵るなどの行為もなく、整然と意見交換がなされており、さすがに北畠地区の住民は違うものだと感心されておられたのが印象的で、自分が褒められたかのようにうれしかったです。
参加者の皆さんからは説明会にならなかったことに対してのお叱りもなく、逆に多くの励ましのお言葉をいただいた上に、ご寄付までいただき、会員一同感激致しました。
北畠会館は住吉高校同窓会館で平成22年に竣工された美しい立派な会館です。今回は施主、積水ハウスのキャンセルや日延べのため、10日間ほどの間に200人近くを収容できる施設を近隣で探さなければならず、途方に暮れておりました。住吉高校校長先生をはじめ北畠会館の皆さんのご厚意で、このような立派な会館をお借りすることができまして感謝の気持ちでいっぱいです。あらためてお礼を申し上げます。

第二回住民意見交換会(北畠会館)

北畠会館